1/09/2015

介護による40~50歳代の離職リスクを低減

今朝の日本経済新聞に「介護休業 分割で取得 制度拡充 使いやすく 厚労省17年にも」という記事が1面トップに掲載されていました。

制度拡充の内容は最長93日間の休業期間を2~3回に分けて取れるようにすることなどですが、記事には制度の内容以外に興味深い数値が書かれてあります。

・介護休業制度の利用者は12年度時点で約7万6千人と、介護をしながら働く人の3%にとどまる。
・年間10万人にのぼる介護離職者がいる。

改めて数値で見ると、事態は深刻だと感じられます。

休み期間中は賃金の一部は雇用保険から給付されるとはいえ、1回の取得で休む期間は2週間以上でそれが3回ともなると、業務への影響は大きいと思われますし、企業のコスト負担も大きいものとなるでしょう。

やはり介護をしながらでも働ける環境を構築することが急務の課題であると、この記事からも見て取れます。

actuariseのホームページでは「介護と仕事の両立」が「テレワーク」を必要とする理由の1つとして紹介しております。これも書籍や他サイトからの受け売りではありますが、こうゆう記事を読むとそれが裏付けられたように感じます。

時間や場所にとらわれない、柔軟な働き方を実現するにはテレワークの環境が必須です。それはITの技術が支えています。actuariseが提供するBizTaskleもその1つで、離れた場所で働いていてもお互いが協力しあって業務を進められるよう、これからも便利なソフトウェアを開発し続けてまいります。