11/11/2014

育児・介護と仕事を両立するには

今朝の日本経済新聞に「育児・介護と仕事両立 職場一丸支える工夫 」という題で男性でも育児休業を取得取得できた事例、復職を早めた女性、家族の介護や看護をしながら働く人の数について紹介されていました。

記事によりますと、研究開発に携わる男性が1年間の育児休業を取得できたのは、同僚と仕事を分け合っていたことが良かったとのこと。この方は数人のチームで働いていて、業務内容はお互いが知っていたそうです。そのため育休に入ってからも仕事の問い合わせはほとんどなかったとのこと。

長期の休暇を取得するには、1人で仕事を抱え込まず、同僚らと分け合えるように自分の仕事を「見える化」しておくことも重要だと記されています。おそらく何らかの方法でタスク(仕事)を共有されていたのだと思われます。

また、IT企業に勤務する女性が復職した際の好事例として「残業を前提としない働き方」や「集中して考える仕事は在宅で」というキーワードが印象的でした。長時間ダラダラ働かないことやテレワークを活用することで、再び活躍の場を得たというお手本にすべき企業です。

こういったことは育児に関することのみならず、介護や看護にも言えることです。総務省による「就業構造基本調査」では、2012年10月時点で働きながら介護をしている人は約240万人だと報告されています。

しかし「介護休業等制度の利用あり」は正規の職員・従業員で16.8%とのことですので、ほとんどの方が休暇をとれず、働きながら介護をしていることがわかります。

このような状況からいかに、生産性向上による「短時間勤務」やテレワークによる「場所を選ばない働き方」が求められているかがわかります。


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